背水の陣

読み

はいすいのじん

意味

退路を断って決戦に臨む態勢のこと。最後の決意を固めて事に当たること。

由来

紀元前134年、漢の名将・韓信が戦いにおいて、部下を率いて川を渡り、背後に水があるという不利な陣を取った。これにより、兵士たちは前進するしかない状況となり、必死の戦いで勝利を収めた。韓信は「兵士たちは死地に追い込まれれば必死で戦う」という考えから、あえて退路のない状況を作り出した。この故事は、後には退けない状況で決戦に臨む様子を表すようになった。

使用例

創業以来最大の赤字を抱え、社運を賭けた新製品開発に背水の陣で挑んでいる。

時代

前漢時代(紀元前134年)

出典

史記

カテゴリー

政治・統治

難易度

中級

スポンサーリンク

他の故事成語を調べる

孟母断機

子どもの教育に対する厳格な姿勢

唯我独尊

他を顧みず、自分だけが偉いと思い込むこと

遠交近攻

遠くの国と同盟を結び、近くの国を攻めること

巧言令色

うわべだけが美しく、内実の伴わない言動。

衣錦還郷

立身出世して故郷に錦を着て帰ること。

大器晩成

優れた人物や立派な人物は、成熟するのに時間がかかること。

出処進退

官位に就くか退くかの判断

呉越同舟

本来は敵対関係にある者同士が、ある事情で協力しなければならない状況。

七転八起

何度も失敗や挫折を繰り返しながらも、その都度立ち直ること。

一箭双鵠

一度の行動で二つの目的を達成すること