南船北馬

読み

なんせんほくば

意味

地域の特性に応じて適切な手段や方法を選ぶこと。

由来

中国古代の交通手段を表す言葉で、南部の水運と北部の馬による陸上輸送を対比した表現。『資治通鑑』などの歴史書に見られる。南部の河川地帯では船が、北部の乾燥地帯では馬が主要な交通手段とされた。この言葉は、地域や状況に応じて最適な方法を選択することの重要性を説く教訓として使われるようになった。環境や条件に応じた柔軟な対応の必要性を説いている。

使用例

営業戦略は南船北馬の考えで、地域ごとの特性に合わせた販売方法を採用し、成果を上げている。

時代

唐代(618年~907年)

出典

資治通鑑

カテゴリー

人間関係・処世術

難易度

上級

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