天長地久

読み

てんちょうちきゅう

意味

永遠に続くこと

由来

この故事は、『道徳経』(老子)に由来する表現である。老子は「天長地久。天地所以能長且久者、以其不自生、故能長生。」(天は長く地は久しい。天地が長く続くのは、自らのために生きないからである)と説いた。「天長」は天が永遠であることを、「地久」は地が永続することを意味する。この表現は、自然の永続性と、それを可能にする無私の境地を説く道家思想の核心を表している。特に、物事の永続性について論じる際の理想的な状態を表す言葉として後世に伝えられた。結婚式の祝辞などでも用いられ、永遠の愛や絆を表現する言葉としても定着している。

使用例

両国間の友好関係が天長地久に続くことを願い、記念式典が執り行われた。

時代

春秋時代(紀元前571年頃)

出典

道徳経

カテゴリー

道徳・倫理

難易度

中級

スポンサーリンク

他の故事成語を調べる

天下泰平

世の中が平和で安定していること

一視同仁

すべての人を分け隔てなく平等に扱うこと

九牛一毛

ものごとの極めて小さな部分。取るに足らない些細なこと。

狐疑逡巡

疑い迷って決断できないこと。

五里霧中

物事の真相や行方が分からず、途方に暮れている状態。

五風十雨

世の中が良く治まり、平和で豊かな様子

朝令暮改

政令や方針がしばしば変更されること。優柔不断な政治への批判。

雪中送炭

人が最も困っているときに助けること。

清廉潔白

私欲がなく、徳行の高い様子。

厚顔無恥

恥知らずな態度で厚かましいこと