外柔内剛

読み

がいじゅうないごう

意味

外見は柔和だが、内面は強い意志を持っていること

由来

この故事は、『易経』の説卦伝に記された思想に基づいている。「外柔」は外面的な柔和さを、「内剛」は内面的な強さを意味する。特に、理想的な人格者の在り方として、表面的な態度は穏やかでありながら、内面には強い意志を持つことの重要性が説かれた。この考え方は、後に儒教的な人格形成の理想として重視され、特に為政者や指導者が備えるべき資質として評価された。柔和な態度で人々と接しながら、必要な時には毅然とした判断を下せる人物像を表現している。

使用例

新任の管理職は外柔内剛の性格で、部下には優しく接しながらも、重要な局面では的確な判断を下している。

時代

周代(紀元前1046年〜紀元前256年)

出典

易経

カテゴリー

人間関係・処世術

難易度

上級

スポンサーリンク

他の故事成語を調べる

面従腹背

表面上は従うふりをしながら、内心では反抗すること

宋襄の仁

過度に仁義にこだわるあまり実際的な対応ができないこと。

一攫千金

一度の機会で大金を得ること。また、一挙に大きな利益を得ること。

優柔不断

決断力がなく、態度がはっきりしないこと

風声鶴唳

非常に神経質になって、些細なことにも過度に警戒すること。

知者は惑わず、仁者は憂えず

真の知恵者は迷うことなく、真の仁者は心配することがないということ。

千里の馬も伯楽に逢わず

優れた人材も、その価値を見出す目利きに出会わなければ、才能を発揮できないこと。

鴻鵠之志

大きな志や抱負

陽奉陰違

表面上は従うふりをしながら、陰では違うことをすること。

九牛一毛

ものごとの極めて小さな部分。取るに足らない些細なこと。