陽奉陰違

読み

ようほういんい

意味

表面上は従うふりをしながら、陰では違うことをすること。

由来

『史記』などの古典に見られる表現で、表向きは上司や規則に従うふりをしながら、実際には自分の意のままに行動することを意味する。「陽」は表面、「陰」は裏面を表し、建前と本音の使い分けを批判的に表現している。特に官僚社会における不誠実な態度を批判する際に用いられ、現代でも組織における不正直な行動を指摘する際によく使われる。

使用例

部下は上司の指示に対して陽奉陰違の態度を取り、実際には独自の方法で業務を進めていた。

時代

前漢時代(紀元前202年~8年)

出典

史記

カテゴリー

道徳・倫理

難易度

上級

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