奇貨居くべし

読み

きかおくべし

意味

将来価値が上がるものを見越して、手元に置いておくべきこと。

由来

『史記』に記された故事。商人の呂不韋が、まだ無名だった秦の始皇帝の父・子楚を見出し、「これは奇貨なり、居くべし」と言って支援したという話。先見の明を持って、将来性のある人材や物事を見出し、投資することの重要性を説く教訓として使われる。この言葉は、特に人材育成や投資判断における慧眼の重要性を説く際に用いられる。

使用例

若手社員の潜在能力を奇貨居くべしと見抜いた経営者は、積極的な育成投資を行い、後の幹部候補を育てた。

時代

戦国時代(紀元前475年~紀元前221年)

出典

史記

カテゴリー

人間関係・処世術

難易度

上級

スポンサーリンク

他の故事成語を調べる

覆水盆に返らず

一度起きてしまった事は取り返しがつかないこと。

暗渡陳倉

敵の目を欺いて密かに重要な行動をとること。

指鹿為馬

事実を歪めて伝えること。また、権力者におもねって真実を曲げること。

小心翼翼

非常に慎重で用心深いさま

順風満帆

物事が順調に進むこと。

禍を転じて福となす

不幸や災難を好機として活かし、幸福に変えること

大器晩成

優れた人物や立派な人物は、成熟するのに時間がかかること。

疑心暗鬼

根拠のない疑いを抱いて、それにとらわれること。

一蓮托生

運命を共にすること。

人面獣心

人間の顔をしているが、獣のような残忍な心を持っていること。