馬耳東風

読み

ばじとうふう

意味

人の言うことに全く耳を貸さず、聞き流してしまうこと。

由来

中国の古い諺で「馬の耳に東風」という表現に由来する。馬は東から吹いてくる春風を意に介さず、ただ通り過ぎるままにしているという様子から、人の忠告や意見を全く聞き入れようとしない態度を表すようになった。春の東風は穏やかで心地よいものとされているが、それすら気にかけない馬の様子は、助言や忠告を一切受け入れない頑なな態度の比喩として使われるようになった。

使用例

部下たちが何度も改善案を提案しても、上司は馬耳東風で聞く耳を持たず、組織の雰囲気は日に日に悪化していった。

時代

後漢時代(25年~220年)

出典

後漢書

カテゴリー

人間関係・処世術

難易度

上級

スポンサーリンク

他の故事成語を調べる

天下泰平

世の中が平和で安定していること

百花繚乱

様々な優れた人物や物事が華やかに現れること。

因果応報

行いの善悪に応じて報いが来ること

一を聞いて十を知る

わずかな手がかりから物事の全体を理解すること。

五風十雨

世の中が良く治まり、平和で豊かな様子

唇亡歯寒

密接な関係にある者同士が、一方の滅亡が他方の存亡にも関わること。

英雄豪傑

並外れた能力と気概を持つ優れた人物

自業自得

自分の行いの結果として当然の報いを受けること

呉越同舟

本来は敵対関係にある者同士が、ある事情で協力しなければならない状況。

虚心坦懐

先入観を持たず、心を開いて物事に接すること。