石火電光

読み

せっかでんこう

意味

物事が非常に速く移り変わること

由来

この故事は、『荘子』の「養生主」篇に記された表現に由来する。石から火花が散り、稲妻が光るような瞬間的な現象を例えとして、人生や世の中の変化の速さを表現している。「石火」は石から打ち出される火花を、「電光」は稲妻の光を意味する。荘子はこの表現を用いて、人生の儚さと、機会を逃さず適切に対応することの重要性を説いた。特に、物事の変化や時間の経過の速さを実感させる表現として、後世の文学作品でも多用された。また、武芸の世界では、剣術の素早い技を表現する際にもこの言葉が用いられた。

使用例

ネット社会では情報が石火電光のごとく伝播し、企業の評判が一瞬にして変わることもある。

時代

戦国時代(紀元前475年〜紀元前221年)

出典

荘子

カテゴリー

人間関係・処世術

難易度

上級

スポンサーリンク

他の故事成語を調べる

玉石混淆

良いものと悪いものが混ざり合っていること

明哲保身

賢明な人は身の安全を図って慎重に行動するということ。

道聴塗説

根拠のない噂や、いい加減な説。

遠交近攻

遠くの国と同盟を結び、近くの国を攻めること

登竜門

出世や成功するための関門。重要な試験や機会のこと。

李下に冠を正さず

疑いを受けやすい場所や状況では、正しい行いをしていても避けるべきという教え。

七転八起

何度も失敗や挫折を繰り返しながらも、その都度立ち直ること。

南柯一夢

はかない夢のような空しいこと

出処進退

官位に就くか退くかの判断

明鏡止水

心が澄み切って、少しの乱れもない状態。