漁夫の利

読み

ぎょふのり

意味

二者が争っているところに、第三者が利益を得ること。

由来

戦国時代、楚と趙が争っている間に、秦がその隙を突いて両国の領土を奪ったという故事に基づく。この状況を、川で魚を獲ろうとして争う二人の漁夫に、第三の漁夫が現れて魚を捕まえてしまう様子に例えたことから、この言葉が生まれた。他者同士の争いに乗じて利益を得る状況を表す。

使用例

大手企業2社が特許権を巡って争っている間に、新興企業が市場シェアを拡大し、漁夫の利を得た。

時代

戦国時代(紀元前475年~紀元前221年)

出典

戦国策

カテゴリー

人間関係・処世術

難易度

中級

スポンサーリンク

他の故事成語を調べる

鬼面仏心

恐ろしい外見とは反対に、優しい心の持ち主であること

沐猴而冠

才能もないのに高い地位についている者への批判。

一衣帯水

非常に近い距離にあること。特に、川一つを隔てた近い関係を表す。

鴻鵠之志

大きな志や抱負

玉石混交

良いものと悪いものが混ざり合っていること。

志操堅固

意志や節操が固く、変わらないこと。

漁夫の利

二者が争っているところに、第三者が利益を得ること。

脱兎のごとく

素早く逃げ去ること。また、物事が非常に速やかに進むこと。

一視同仁

すべての人を分け隔てなく平等に扱うこと

不倶戴天

互いに絶対に許し合えない仇敵の関係にあること。