一目瞭然

読み

いちもくりょうぜん

意味

一見しただけですべてが分かること

由来

この故事は、『荘子』に記された道家思想における直観的理解の重要性を説く表現に由来する。「一目」は一度見ることを、「瞭然」は明らかなことを意味する。道家思想では、物事の本質は複雑な分析よりも直観的な把握によって理解できるとされた。この表現は、後に物事の明確さや理解のしやすさを表す言葉として広く使われるようになった。特に、状況や問題の明確さを表現する際によく用いられる。

使用例

データをグラフ化することで、売上の推移が一目瞭然となった。

時代

戦国時代(紀元前475年〜紀元前221年)

出典

荘子

カテゴリー

学問・教育

難易度

中級

スポンサーリンク

他の故事成語を調べる

一陽来復

どんな暗い状況でも、必ず光明が訪れること

一刻千金

時間が非常に貴重なこと。

画虎類狗

下手な絵を描いたため、虎を描いたつもりが犬のように見えること。また、物事が不完全で本来の目的を達成できないこと。

船に刻して剣を求む

場当たり的な対応で、状況の変化を考慮しない愚かな行為

孟母断機

子どもの教育に対する厳格な姿勢

疾風迅雷

非常に速く激しい様子

順風満帆

物事が順調に進むこと。

人面獣心

人間の顔をしているが、獣のような残忍な心を持っていること。

多岐亡羊

道が多すぎて迷子になった羊のように、選択肢が多すぎて判断に迷うこと。

一視同仁

すべての人を分け隔てなく平等に扱うこと